東京2020オリンピック聖火リレートーチが来ました
先日、東京2020オリンピック聖火リレーに使用したトーチの撮影会がニッケングループで
行われましたので、その時の様子をご紹介致します。
トーチについて
東京2020オリンピック聖火リレーで用いるトーチは、日本人に最もなじみ深い花である桜をモチーフとしています🌸
2021年3月、桜の季節の訪れとともに、オリンピック聖火は「Hope Lights Our Way/希望の道を、つなごう。」という
東京2020オリンピック聖火リレーのコンセプトと一体となり、日本全国を巡りました。
【伝統と現代技術の融合】日本のかたち、桜紋
オリンピックトーチは、その伝統的な形を、新幹線の製造にも使われている製造技術(アルミ押出成形)を用いて
形作っています。継ぎ目のない、ひとつなぎのトーチ。
日本の伝統と高い技術力がひとつになることで生み出された、東京2020オリンピック聖火リレーを象徴するかたちです。
【復興への想いと持続可能性への配慮】
オリンピックトーチの素材の一部には、東日本大震災の復興仮設住宅のアルミ建築廃材を再利用しています(※)。
人々の生活を見守ってきた仮設住宅が、平和のシンボルとしてオリンピックトーチに姿を変え、一歩ずつ復興に向けて
進む被災地の姿を世界に伝えました。
※オリンピックトーチに用いられている再利用アルミの含有率は約30%です。
【美しく、燃え続ける炎】
オリンピックトーチは、聖火のかたちもデザインされています。
花びらから生み出された5つの炎は、トーチの中央でひとつとなり、より大きな輝きで「希望の道」を
照らします。聖火を灯す燃焼部には、聖火を保ち続けるために、火力の強い青い炎と、日のない燃焼(触媒燃焼)の
2つの燃焼が、聖火の赤い炎を支える仕組みが採用されています。
121日間という長期に渡る東京2020オリンピック聖火リレー。
時期や季節・気候 地域によって大きく変化する日本の環境の中で、美しく・力強い炎をともし続けます。
【すべての人のためのトーチ】
オリンピックトーチは、重さや握りの形状にも配慮しています。
年齢や性別を問わず、誰にとっても扱いやすいトーチです。